月曜日, 11月 21, 2005

RDr.山本の『ロボフィーを作ろう!』

第2回
「組み立てるのって大変!?」

前回の記念すべき第1回では、組み立てるまでのパーツチェックの様子をお伝えしました。
今回はいよいよ作業が組み立てに入るわけですが、ロボフィー初心者の水野君が何やら悩んでいる様子、一体どうしたんでしょう?


水野:「う~ん・・・はぁ~・・・。」
ロボフィードクター(以下・RDr.):「どうしたの水野君?いきなり溜め息なんかついて。」
水野:「あ、RDr.・・・それが、ロボフィーを組み立てる準備をしようとしたんですが、プラモデルを作るときとは違って初めて見るパーツばかりで、本当に作れるのかまた心配になっちゃったんです・・・。」
RDr.:「心配しすぎだよ~(苦笑)あ、じゃあそんな水野君のために1つビックリするいい事を教えてあげるよ。」
水野:「え!?いい事ですか?」


RDr.:「すごい食いつきようだね(笑)実はロボフィーを組み立てるために必要な工具は、なんと!このニッパーとプラスドライバーだけなんだ。」
水野:「えーーーー!!それホントですか!?」
RDr.:「もちろん本当さ。ね?ビックリしたでしょ?」
水野:「そりゃビックリしますよ!だってこんな凄いロボフィーが、たった二つの工具だけでできるなんて驚きですよ。これで僕にもできそうだって希望が見えてきましたよ!」
RDr.:「それはよかったよ。もちろんカウルを切ったり、塗装したりするには違う道具が必要だけど、それもすぐに用意できる物ばかりだし、今から組み立てる骨組みは、本当にニッパーとドライバーだけでできるんだ。」

RDr.:「それでは、前置きはこのくらいにして、早速ボーンの組み立てに入ろう!」
水野:「はい。ちなみにロボフィーの骨組みのことを【ボーン】と言うんですよね?」
RDr.:「大正解!そのボーンの組み立てに入る前に、説明書の5ページにある『サーボモーター取り付けの注意事項』を必ず読んでほしいんだ。そしてその中にも書いてあるんだけど、サーボモーターの稼動軸はパーツを取り付けるまで、回転させないように注意すること。詳しくは説明書を見てね。」
水野:「わかりました!」




RDr.:「じゃあいよいよ説明書の6ページからボーンの組み立てを始めようか。まずは下半身、足首からだよ。」
水野:「いよいよですね!」

RDr.:「ボーンの樹脂パーツはランナーからニッパーで切り離せばOK。パーツ本体に印してある番号は、小さくて少し見つけにくいと思うから、よく確認し てね。」
水野:「あ、早速サーボモーターを取り付けるんですね?緊張するー!」
RDr.:「落ち着いてやれば大丈夫!あと、サーボモーターを袋から出したら、必ず【記号シール】を貼るようにしよう。」
水野:「このアルファベットのシールですね?じゃあAのシールを貼りますね。・・・ん?この「旋・右」シールってなんですか?」
RDr.:「いいところに気が付いたね!これはこの後にコネクタをCPUボードに接続するときに、このコネクタがどこのサーボモーターの物なのかを解るようにするためのシールなんだ。」
水野:「ちょっと難しい単語がいっぱい出てきたけど、ようは重要なシールってことですよね?」
RDr.:「その通り!CPUボードの事はまた今度詳しく説明するね。じゃあ記号シールとコネクタ用のシールも貼り終わったし、ボーンパーツにサーボモーターを取り付けよう。コードの根元を傷付けないように注意してね。」
水野:「はい!・・・・・RDr.~、モーターがはまりません(涙)」
RDr.:「わかったからそんな訴えるような目で見ないで(笑)これはサーボモーターがしっかりとボーンパーツにはまるように、最初から若干キツ目に作ってあるんだ。だから、ちょっと力を入れてやってみて?ボーンパーツは樹脂でできているから、多少強引にやっても大丈夫だから。あ、でも力の入れすぎには注意してね。」
水野:「あっ!はまりました!」
RDr.:「GOOD!」



RDr.:「左側も組み立てたら、次はE-コイルを取り付けよう。」
水野:「これはロボフィーの最大の技術のうちの一つ「電磁吸着歩行システム」の要とも言える「電磁コイル」なんですよね!」
RDr.:「その通り!ここに電気を通すことで磁石になって、金属ベースにくっついて歩いたりするわけだから、E-コイルを取り付けた後、この足首のパーツを裏から見た時に金属部分が地面に接するように取り付ける必要があるんだ。ここも少しキツ目になっているから、しっかりはめてね。」
水野:「できました!」
RDr.:「うん、だいぶコツが掴めてきたみたいだね。次は足首ブロックの組み立てだけど、ここではボーンパーツにコードを通すから、その場所を間違えないように気をつけてね。」
水野:「はい、OKです!で、ネジはしっかり締めて・・・」
RDr.:「あ、ちょっと待った!ネジは締め過ぎに注意して!!締め過ぎるとパーツが歪んだり破損したりしてしまうし、この先ロボフィーを動かしてサーボモーターが消耗した時、交換するために外す必要があるからね。」
水野:「そうだったんだ~、危ない危ない。」
RDr.:「じゃあ作業を続けようか。」




RDr.:「どう?水野君、わからないとこはない?」
水野:「・・・・・・・。」
RDr.:「すごい集中して、黙々とやってるみたいだ(笑)」
水野:「あ、RDr.~。この7ページにあるL-4のネジGがはまらないんです~(泣)」
RDr.:「はいはい。あ~ここはね、あらかじめドライバーの先なんかを使って、V1-33のネジ受け穴の入り口を少し広げてやるとネジが締めやすくなるよ。ただし、穴の広げすぎに気を付けてね。」
水野:「ホントだ!閉めやすくなりました!さすがはRDr.!ちょっとした裏技まで知ってるんですね。」
RDr.:「えっへん!こういった何気ないところは、組み立てたことのある人しか知らないから、些細なことでもなんでも聞いてくださいね。」
RDr.:「水野君、いよいよ次はこの部分で一番重要な箇所の組み立てだよ?」
水野:「サーボモーターの稼動軸にパーツを付けるところですね?」
RDr.:「うん。このサーボモーターの稼動軸に付けるボーンパーツの事を【アクスルプレート】と呼んでいるんだ。このアクスルプレートにある結合用の穴には、サーボモーターの稼動軸と同じようなギザギザのモールドがあるから、はめ込む際は無理に押し込んだりしないように、アタリを決めて気をつけてはめてください。」
水野:「はい。これもネジは締めすぎ注意ですね?」
RDr.:「その通り!特に注意してくださいね。もし、アクスルプレートの付け方を間違えてしまった場合は、特定の方向に力をかけたり、力任せに取り外さないように気をつけてくださいね。」
水野:「慎重に少しずつ、少しずつですね。」



水野:「このネジを締めて・・・、よし!RDr.~、足首完成しましたよ!」
RDr.:「うん、パーツの向きも合ってるし、ネジも締めすぎていない・・・OKだね!」
水野:「やったぁ!」
RDr.:「じゃあ今日はここまでにしよう。」
水野:「はい、今日は十分ロボフィーを楽しんだ感じです(笑)まだ先は長いですけど・・・」
RDr.:「大丈夫だよ。慣れてくれば作業もスムーズになるから、焦らずにじっくり確実に行こう。それでは次回もお楽しみに!」

作業にも徐々に慣れ、組み立てるスピードを意識しだした水野君に、あんな悲劇が待ち受けていようとは・・・!?